【諦めないあなたへ】合格を目指して努力すること自体がすでにすごいことです 

雑記・試験勉強

こんにちは。 
今回は行政書士試験に合格することや、合格を目指して勉強を続けることのすごさについて記事を書いてみます。 

この記事を読んでいる人の多くは行政書士試験に合格するために一生懸命勉強している人ではないでしょうか。日々の勉強本当にお疲れ様です。 

僕は令和6年度の行政書士試験に2回目のチャレンジで合格することができました。なので勉強期間としては2年、総勉強時間は1,900時間を費やしたことになります。 

受験勉強の日々

受験勉強の時間を振り返ると、平日の朝晩は勿論、週末のどちらか1日は自習室にこもって勉強していました。
まだ準備中の商店街を通り過ぎて朝一に自習室に入り、昼は事前に買っておいたおにぎり2つを自習室と同じフロアにある自販機で買ったお茶と一緒に立って食べて早々に席に戻って勉強を再開しました。そして夜は20時ごろまで勉強し、お店が閉まった商店街を横目に帰路について週末の1日は終了。
残りの1日は家族サービスや1週間分の買い物にいくという生活でした。 

終わってみれば良い思い出?ではありますが、当時は出口の見えない勉強を「いつまで続くんだろうか。今年の試験には合格できるのかな」と、ふと不安に思うこともしばしば。そんな気持ちを押し殺してとにかく勉強を続けました。 

行政書士試験は300点満点中、180点を取れば合格できる試験です。ただし合格率は低く、おおむね10%程度を推移しています。ということは単純計算で10人受けて9人は不合格になるという試験です。学生時代のクラスに例えるとクラスの中で合格できるのは2~3人程度。氷河期世代の僕の印象だとクラスで上位1割となると3番以内程度なので、それだけを考えると自信を無くしてしまいそうでした。 

合格できた本試験当日の試験会場は今でもよく覚えていますが、大体100人程度は座っていたと思います。合格率からするとあの広い受験会場の中で合格できたのはたったの10名と少し。あんなにたくさん人がいたのに。
そして公開された受験番号からすると僕が座っていた席の前後の方は残念な結果となっていました。結果を見て嬉しかった半面、なんとも無情な気持ちになったのも事実です。 

努力は無駄にならない

そんな試験に合格するため日々頑張っている受験生の方は本当に素晴らしいです。

自分も通ってきた道とはいえ、振り返って今も同じことを繰り返せるかと言えば、正直なところ尻込みしてしまいます。きっとこれを読んでいる受験生の方も眠たい目をこすりながらテキストや条文を何度も読んで解けない問題集を何周もしているんだろうと思うと本当に頭が下がります。 

行政書士試験は難関国家資格です。
それに挑戦するだけでも素晴らしいことなので是非胸を張ってほしいです。 

稀に「資格は合格しないと意味がない」と言う方がおられます。確かに行政書士として仕事をするのであれば独占業務があるため合格しないと仕事ができませんし、意味がないとも言えるかもしれません。ただ、合格していなくてもそれを目指して日々努力している姿勢や習慣が無駄であったり無意味なはずがありません

だって、しんどい勉強に日々自らの意思で向き合ってるんですよ?みんながのんびり過ごしたり楽しく遊んでいるのに未来の自分に向き合うため必死に勉強に取り組む。それって本当に尊いことです。 

努力は目標に対して必ず報われるか、と言われれば残念ながらそんなことはないかもしれません。オリンピックでも金メダルはたった一人しかもらえることはできません。でも、そのために努力してきた過程は決して無駄にはなりません。 

行政書士試験の場合、幸いなことは絶対評価の試験なので頑張って合格ラインの180点を超えれば問答無用で合格できます。 

「実際は記述式で合格者数を調整している」という都市伝説のような話もありますが、仮にそういった操作が行われていたとしても、択一のみで180点を超えたら絶対合格です。176点程度であっても記述で4点取るのは容易でしょうから、ほぼ合格は間違いないです。努力がダイレクトに試験結果に出てくるのは行政書士試験のわかりやすく、挑戦しがいのあるメリットと言えるのではないでしょうか。 

まとめ

今現在、必死に勉強している方々。改めて何度でも言います。本当に日々の勉強お疲れ様です。そして合格を目指して必死に勉強している自分を「頑張っている自分はえらい」と自分を誇ってください。決して「自分は勉強したことをすぐに忘れてしまうし問題が解けないダメな人間」なんて思わないで。 

僕もこの記事を書いている時点ではまだ合格したばかりで行政書士としての実務をこなしているわけではないですが、同じ道を通って合格を手にした者同士だからこそ分かり合える事もあると思っているので、是非一緒に行政書士として社会の役に立つ仕事をやっていきましょう! 

今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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