学ぶことができる幸せを忘れないで|勉強に悩んだときに読みたい話 

雑記・試験勉強

こんにちは。 
今回は勉強できることへの感謝について記事を書いてみます。 

僕は令和6年度の行政書士試験に合格することができました。それまでちょうど2年間、約1900時間を要しての合格でした。妻と小学校低学年、未就学児を抱えての勉強は思い返せばしんどいことも多く、家族にも迷惑をかけたこともありました。

合格後の開業からがスタートラインとは言え、合格した後の区切りとして試験勉強時代を振り返ってみることで、今だからこそわかる「試験勉強中は当たり前だと思っていたけど、本当は当たり前ではなかったこと」に気づくことができると思い、試験が終わった今(本記事を執筆しているのは本試験終了後半年が経過したタイミングです)書いてみたいと思います。

学生時代の勉強とは違うことに気づいたこと

学生時代の僕は「勉強は苦痛」「やらされてるだけ」と思っていて、あまり勉強ができる学生ではありませんでした。

成績は酷く悪いというわけではないものの、高校時代は普通の進学校の普通科コースで偏差値50台前半といったところでした。その後、社会人になってIT業界に入ってからは比較的簡単な資格は多数とってきたものの、年単位を要する所謂難関資格に挑んだことはありませんでした。

行政書士は自ら選んで勉強を開始したこともあり、何度も問題を間違えたり理解できない分野があると投げ出したくなる時もありましたが、試験を終えた今は「自分がやりたい勉強を、目的を持って学べる」ありがたさを実感しています。 
(とは言え勉強が苦しい時は「えらい資格試験に手を出してしまったもんだ」と若干後悔した時もありました)

僕が目指していた目的は「独立すること」です。

会社員という組織の中で会社が決めたレールの上を波風立てずに歩いていくことを求められる生活に嫌気がさして何とかこの環境から抜け出したいと思って始めた勉強は、未来を想像し、やる気を引き立ててくれるものであり、学生時代に感じていた嫌な印象は不思議とありませんでした。
それだけでも行政書士試験はありがたいものでした。

勉強できる環境や時間への感謝 

行政書士試験は年に一度11月に開催されます。チャンスは年に一度だけです。

合格率も10%ちょっとと難関国家資格にあたることから、勉強が苦手だった僕は1発では無理だろうと思い、複数年受験を覚悟していました。自分は覚悟ができればいいけど、家族にも少なからず迷惑がかかります。子供たちがまだ小さいので遊んであげたい気持ちもありましたが、勉強を優先したこともあり、申し訳ないなと感じたこともありました。

その他、僕は予備校を利用しましたが予備校も決して安くありません。それなのに家族のためではなく自分の勉強のために予備校代を出すことに同意してくれた妻にも感謝しなくてはいけません。 

他に、これも普段ありがた味に気づきにくいことですが、日々健康でいられること。勉強は体調管理が非常に重要です。体調不良で寝込んでしまうと勉強どころではありませんが寝不足も大敵です。幸い僕は比較的健康で体調も大きく崩すことなかったのも幸いでした。 

その他、今の時代ならではですがSNSの存在は大きく、だいぶ助けてもらいました(模擬試験シーズンの時は他人と比較してしまう自分が嫌で一時的にSNSからは離れました)SNSでは向上心の高い人や、自分と同じ目標を持った人が頑張っている姿を目の当たりにすることができるので、「自分も頑張らなくては」と刺激をもらうことができましたのは、ある意味モチベーションを強制的にあげてもらっていたので本当にありがたかったです。 

感謝の気持ちを持ちながら、これからも学び続けたい

勉強できる環境って、当然ではないんです。

というのも合格して約半年たった春。僕は会社の人事異動により全く畑違いの職場に異動となり、通勤時間も増えてしまいとても家に帰ってから勉強できる状態ではなくなりました。つくづく「合格できてよかった。もしあと1年ずれていたら、スケジュール通りに勉強できず合格できなかったかもしれない」と思える状況になりました。

その時に改めて「今まで勉強できた2年間は当たり前じゃなかったんだ」と痛感しました。 

勉強を「苦行」ではなく「自己成長の機会」として前向きに捉えることで、日々自分が置かれている環境にも感謝できると思うんです。 

知らないうちに家族や友人とも少し疎遠になってしまったり、勉強がうまく行かないときにイライラが募ってしまって少し冷たくあたってしまったり(心当たりがあります。。) といったこともあると思います。

でもそんな時、ふと自分の今いる環境を見返してみてください。自分が勉強できていること、成長できていることを実感できるはずです。勉強中も合格後も、感謝の気持ちを忘れずに過ごしてきましょうね。 きっと、おてんとうさまは見ているはずです。

今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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