こんにちは。
今回は名刺のデザインで顔写真を載せるかどうかについて私見を書いてみたいと思います。
結論から書いてしまえば「顔写真は載せるべき」だと思います。実際僕は名刺に顔写真を載せています(このブログの右上にある「この記事を書いた人」の写真)そもそも名刺交換する時点で顔合わせしているので隠す必要がないので恥ずかしいも何もないと個人的に思ってます。
なぜ名刺に顔写真を入れるべきなのか? “記憶に残る名刺”の力
仕事をする上で人との関りは非常に重要で切っても切れないものだと思っています。
中には「人づきあいが苦手なので個人事業主に…」という方もおられるでしょうし、僕自身、組織に馴染めなかったことが個人事業主になったきっかけのひとつでもあるので、そのお気持ちはよくわかりますが、仕事をする上では例えば「行政書士では行ってはいけない法律相談や登記は弁護士さんや司法書士さんにお願いする」といった具合に最低限の人間関係は必要になってきます。
また仕事をしていくと自分が望んでなくてもどんどん人脈が広がっていきます。まさに「人が人を呼ぶ」という具合です。僕自身も数百人の方と名刺交換してきました。
ただ、後から名刺ホルダーに整理していく中で「この方はどんな方だっけ…」と思う方も少なくないです。というより多いです。
じっくりマンツーマンでお茶でも飲みながら話した方なら覚えていますが、例えば交流会などで一度に多くの方と名刺交換した場合は、中々顔と名前が一致しません。でもそれが普通だと思うんですよね。ところが仕事をする上では、その「普通」として埋もれるわけにはいかないので、そこで一番簡単に思い出してもらって、印象に残る方法となるとやはり顔写真だと思います。
改めて名刺ホルダーを見返してみましたが顔写真を掲載している人は、おそらく全体の1割いるかどうかではないかと思います。
中には女性であまり容姿を目立つように配置することで、望まぬ連絡が来るのを避けたいという理由で掲載をしていない方もおられるかもしれませんが、基本的には顔写真を掲載した方が相手にとっても思い出してもらえる可能性は高いというのは事実だと思います。
名刺に使う写真はどんなものを使用すれば良いの?
「いやいや、そんなこと言っても自分はとても顔写真を載せるほどの容姿でもないし…」と謙遜される方もおられます。ですが、そんなことは関係ないです。僕の写真(右上にあると思います)を見てください。「普通のおじさんそのもの」でしょ笑
ですが、やはり名刺交換の際にも実際に言われます。「やっぱり顔写真があると印象に残りますね」と。
名刺に使う写真は基本的には「何でも良い」と思います、本当に。ただ、オススメと、逆にオススメしないこともあります。
(オススメ)
〇笑顔
→やはり怖い顔より自然な笑顔の方が良いですよね笑
〇スーツなどビジネス風
→業界に寄るかもしれませんが、スーツが無難ではないかと思います。もしくは昨今の流れとしてノーネクタイでジャケットなども良いと思います。
〇正面より少し斜めの写真
→個人的な好みになってしまうかもしれませんが、少し体を斜めにして顔だけカメラに向けた写真は写りも良いと思います。
名刺交換した方でお1人スーツでまんべんの笑顔でピースしている写真を使っている税理士さんがおられました。その方は非常に印象に残っています。
(オススメできない)
〇証明写真
→大体の方がこわばった顔になります…よね?笑
〇写真が大きすぎる
→逆にお顔は覚えますが、色んな意味で圧を感じてしまいます…。
〇あまりに実物と違う
→特に昔の写真などを使うのは避けた方が良いと思います。
写真はプロのカメラマンに撮ってもらったほうが良いと思います。
名刺用、HP用、チラシ用など様々な用途で使える材料にもなりますし、やはりプロのカメラマンは上手に撮ってくださいます。
中には奇跡の一枚が生まれるかも!?(僕の場合は奇跡は起きず、どれも自分そのものでした笑)
ビジネスチャンスを広げる!顔写真入り名刺が生む実利メリット
「思い出してくれる」
やはりメリットはこれでしょう。相手の方もたくさんの方とお会いしています。それだけに少しでも印象に残った方が良いですよね。
僕の場合、ある程度職種ごとに分類して名刺ホルダーに保存していますが、パッと開いただけで顔写真がある人はすぐ目に付くんですよね。何というか名刺に載っているお顔と目が合うと言いますか笑
なので「〇〇の関係のお仕事だったら××さんかな」や、そもそも「〇〇の関係だったら、××さんの名刺の近くを探せば良いのかな」と、その方の名刺がキーになってくるんです。これは非常に大きいと思います。だって、名刺を渡しただけである意味勝手に自分をアピールしてくれる営業活動をしてくれてるんですから。それならやっぱり写真付きにした方が良いでしょう。
「名刺交換したうちの一人」として埋もれてしまうのは実に勿体ないです。名刺交換してすぐに仕事がくることなんて、めったにないはずで、その後何かあった時に「あ、そういえば、そんな事言ってた人がいたな」と思い出してくれる時にまっさきに自分を思い出してくれるように。「今すぐ」ではなく、「いつかの為の記憶の端っこにでも自分の残像が残れば」という為にも是非顔写真を使ってみて下さい。
そうそう、中には「やっぱり恥ずかしい」という方もおられるかもしれませんが、先に述べたように「いつか思い出してもらう時に…」なので、基本的に「案外、相手は自分の事を普段覚えたり気にしたりすることはない」と思うと少しは気が楽になるかもしれませんよ笑
【おまけ】名刺の裏面はどうする?
ちなみに名刺の裏面の重要性も様々な方が仰っている通り、非常に重要になってくるので、是非使用した方が良いと「思います」が!
・・・最近になって個人的にはどうなんだろうって思ってます。名刺交換して少し雑談する時でも、名刺は表面で置かれてますし裏面を見られないんですよね。また僕が使っているような一般的な名刺ホルダーは透明な隙間に名刺を挟み込みますが、次のページをめくると先に挟み込んだ名刺の裏面側に新たに名刺を挟むことになります。
文字で書いて伝わってるかな?
そうなんです、結局裏面同士がページを挟んで向かい合ってしまうので裏面が見えないんですよね。これはどうなのかなって感じてます。
とは言え、顔写真が載っている方の場合は名刺を取り出して裏面を見たり、そもそも名刺交換の時点で印象に残るのである程度どんなお仕事をされているかも覚えてしまうというメリットも写真にはあります。また最近は名刺をアプリで管理する方も多くなっているので、その場合は裏面もしっかり見えて管理できると思うので、やはり名刺の裏面を白紙のままで出すのは勿体ないと思います。
さて、今回は数百人の方と名刺交換した実情を元に顔写真の必要性について書いてみました。カッコいいも美人もありません、一番は自然で楽しそうな笑顔です!是非顔写真を使ってみて下さいね。
今回も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

