障害福祉サービス(介護給付の場合)ってどうやって使うの?申請から利用開始までをわかりやすく解説

障害福祉

こんにちは。
今回は障害福祉サービス(介護給付の場合)を利用するまでの流れについてフローチャートでご紹介します。

利用希望者の申請から始まり、行政での障害支援区分認定、利用計画案、支給決定、利用計画を経てようやく利用できるようになります。

サービスを受けるためには、様々な過程を経る必要がある点は誰もが利用できる医療保険とは大きく異なる点になります。

順を追って見て行きましょう。

障害福祉サービス(介護給付の場合)が利用できるようになるまで

(利用希望者:相談・申請)
〇市町村の障害福祉窓口や相談支援事業者に相談し、サービスの利用を希望したいなと思ったら窓口にて申請を行う
                                          ↓
(行政:障害支援区分認定)
〇市町村の担当者と面談し、質問票(全国共通)にて80項目のヒアリングをを実施
                                          ↓
〇コンピューターによる一次判定
※必要に応じてかかりつけ医に意見を求める場合があります。
                                          ↓
〇一次判定を踏まえて市町村審査会で二次判定
                                          ↓
〇市町村より支援区分(1~6)の認定
※場合によっては非該当になる事もあります。
                                          ↓
(利用者や支援事業者:サービスの利用計画案の作成・提出)
〇市町村から計画案の提出が求められた場合は支援事業者もしくは、利用希望者本人が作成して提出
                                          ↓
(行政:支給決定)
〇支援区分、申請者(親族含む)の状況、サービス等利用計画案など諸々を勘案してサービスの支給量を決定、申請者(利用希望者)に通知 
                                         ↓
(支援事業者:サービス等利用計画作成)
〇行政の決定に基づき、支援事業者はサービス等利用計画(案ではない)を作成
※申請者(利用希望者)自身で作成することも可能
                                          ↓
(利用希望者、支援事業者:サービス利用開始)
〇申請者とサービス提供事業所とで契約を結び、サービスの利用を開始する。
※サービスの利用料は事業所が国に請求する為、実質的には利用者負担はほぼ発生しないケースが多い

まとめ

障害福祉サービスを利用したいなと思った時は、まずは市町村の障害福祉課へご相談に行き、申請を行いましょう。その後、様々な審査を経て支援区分が確定し、支給決定がなされます。

サービスは非常にたくさんあるため、認定区分によって利用できるサービスも異なってきます。

その後、サービスを受けたいなと思う事業者に連絡して利用計画書を作成し、最終的に利用開始という流れになります。

ステップは多いように見えますが、基本的に最初に申請を通せば、然るべき担当者が順次進めていく流れになるので、自分で何でもやらないといけないという心配は不要かと思います。 とは言え、初めて申請をする際や、「どんな事業所が良いんだろうか」と不安になるのは当然です。行政の福祉担当者の方も親切に教えてくれますし、数ある事業所も今は「ワムネット」というサイトに全て掲載されているので、お近くの事業所を探して一度見学に行くのが良いと思います。

ワムネットURL)
https://www.wam.go.jp/sfkohyoout/COP000100E0000.do
全国のサービス事業所を調べることが出来ます。すーごく沢山あります。

今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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