行政書士 無料相談会で見た先輩先生方の姿は素晴らしかった。

雑記・試験勉強

こんにちは。

今日は僕が所属している支部(都道府県によっては支部がないところもあるようですね。少しびっくりした情報です)による無料相談会がありました。

僕は「相談員」になるための、最初のステップである「見学者」として参加させて頂きました。
※支部や単位会に寄ってはこういったステップはなく、いきなり相談員として活躍できるなど、方針が異なります。

無料相談会にお越しになる方々は様々ですが、相談の多くは相続関係のものが多いようです。本日も相続関係のご相談が多く、それらに派生して相続や、親族との揉め事などのご相談もありましたが、行政書士として対応できる範囲は限られているので(業際という他士業との仕事の境界線があります)、出来る限りのご回答はさせて頂き、ご不明な点は他士業様へご相談するなどのご返答になる事も少なくありません。

しかしながら、相談が終わった後のお顔を拝見すると、皆様どこかすっきりしたお顔をされていたように見えました。やはり自分一人では結論が出なかった事を、「誰かに聞いてもらう」それだけでも気持ちがすっきりするのではないでしょうか。

我々行政書士は行政手続きがメインになるので、少々堅いイメージを持たれているかもしれません。はたまた行政手続きであれば公務員さんに直接聞いたほうが早いと思われるかもしれませんが、公務員さんも非常に多忙で市民の皆様のお声にすべて対応するのが現実的に難しいケースもあるかと思います。

そういった橋渡しをするのも、行政書士としての仕事であると考えています。それだけに「まずはお悩みをお聞きする」というのは有意義な活動だと考えています。

今日の相談では先輩先生方のそういった「傾聴する」という姿を沢山拝見することが出来ました。まだまだ勉強中の自分でさえ「ん?このお話は行政書士の守備範囲ではないかな?」と思う事がありましたが、そういった内容でも懇切丁寧に時間をかけてご相談をお聞きし、温和な言葉で解決、もしくは解決に導いてくれるであろう返答をされておられました。

当然ながら「その内容だと行政書士で対応できませから!」と、スパッと話を終了するなんて全くありません。どんなお話であっても、じっくり席について対面でしっかりお話を伺えたからこその、ご相談者様のお帰りの表情だったと見学者として大変良いものを見させて頂いたなと。
本当に良い経験ができました。

勿論、ご相談者様がお帰りになった後も「あんな相談関係ないわ」なんて発言は一切ありません。「さ、次のご相談は?」といった感じで、切り替えてニコニコされている先輩先生方を見ると本当に尊敬できますし、そういった先生がおられることに誇りにも感じました。

行政書士として今までも多くの先生方が築いてこられた、こうした信頼と実績があってこそ今自分が活動していられるのだと感謝しなくてはいけませんし、また身の引き締まる思いでした。

いつか先輩先生方のように温和でご相談者様に頼れるような行政書士になりたいと思うと同時に、「困った時はとにかく行政書士に聞いてみよう」と思えるような活動を今後もしていきたいと思いました。

明日からも頑張ろう!

今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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