こんにちは。
今回は勉強を行うにあたってのSNSとの付き合い方について記事を書きたいと思います。
僕は行政書士試験の受験勉強を機にSNSとして「X」を利用するようになりました。
SNSって中毒性がありますよね。ついつい見てしまうし、勉強のやる気が出ないときはSNSから脱線してスマホを触りだして勉強から遠ざかってしまったり。思い当たる節のある方は少なくないんじゃないでしょうか?
今回はそんなSNSとの付き合い方や、効果的な利用方法について書いていきます。
SNSのメリット
・例えばXの場合、「いいね」をし続けていると自分の興味のあるポストをピックアップしてタイムラインに流してくれる仕組みがあります。
「この人は社会人なのに、いつも頑張って勉強しててすごいな」と感じたポストに「いいね」を押していると必然と自分を同じような目標を持つ仲間が増えてきてフォローしたり、逆にフォローされたりするようになります。
そしていろんな方の勉強方法や進捗がわかるようになるので、模擬試験の情報や皆の進捗、教材、交流会、願書の申し込みが始まったなどの有意義な情報を得ることができます。
・フォローやフォロワーが増えることで頑張って勉強している方を見ていると「あの人はすごい頑張ってる。自分ももっと頑張らなくては」と思うようになり大変刺激になります。
この「刺激がもらえる」というのが個人的にSNSを使っていて一番「やっていて良かったな」と思えることでした。
・有益な情報として予備校の先生などがアンケート形式で一問一答をあげてくれる場合があります。
自分がお世話になっている予備校だけでなく、他校の先生方のポストからも有益な情報を得られるのでお得な感じがしました。
・「しんどい思いをしているのは自分だけじゃないんだな」と感じることができたのもSNSの良い面だったと思います。
それと現役先輩先生方のポストを見ていて「いつか自分もあんな行政書士になりたい!」と思えたのもモチベーションを維持するためには良かったです。
SNSのデメリット
・一番はずるずる見てしまうことでしょうね。タイムラインとしていろんな方の投稿が表示されるので、ついついたくさん読んでしまう。そうすると時間が経つのもあっという間です。
・他人と比較してしまうのも本当よくありません。一番ダメじゃないでしょうか。わかっちゃいるんですけどね!(笑)
SNSやってると他の人のキラキラした投稿が目に付くんです。
ただ、SNSというのはそれもそのはずで多くの人が自分の良いことや楽しいこと、うまくいったことを投稿しているので、どうしてもそういったキラキラした内容が「多く見えてしまう」んです。
中には愚痴などネガティブなポストを投稿して同じような境遇の人の同情や共感を呼ぶ人もいるかもしれませんが、試験勉強をしている人にはそのようなマイナス思考の人は少数派でしょう。
そして、他人を気にしてしまう一番典型的な例は「模擬試験の結果」でしょう。
経験上、模擬試験の結果をポストしているうち9割が高得点です。残り1割がとても点数が悪かった人。ごく普通の得点だった人はほとんど投稿なんてしないんです。
そりゃみんなできることなら自分の良い結果をポストして「いいね」をたくさんもらって褒めてもらいたいですよね。 それはそれで「よし、引続き頑張ろう」と思えるので有効だと思いますが、つい自分の得点と比較してしまうのは仕方ない事です。
だって自分から見に行かなくても勝手にタイムラインで流れ来るんですから、「見るな」というほうが無理でしょう。
・SNSのデメリットの最終系がこちら。
いつの間にかSNSを利用することが、いつしか「いいね」をたくさんもらうことが目的になってしまうともうSNS利用において赤信号です。
本来の目的(ユーザー同士交流を深める事)から逸脱しています。
では、SNSとどう付き合ったら良いの?
・一番は利用する時間を決めてしまうということでしょう。
中には勉強中はSNSを靴箱など遠いところにわざと保管して触れないようにしている方もおられました。
・他人と比較しないことについての対処方法ですが、僕のやったことは「SNSからいったん離れる」ということでした。そう、実際SNSをやめていたんです。
具体的には模擬試験のシーズンである夏はアプリを消して見えなくしていました。アカウントは残したままにしていたので、アプリを入れればまた見れるようになっており、あくまでアプリを消して他の人のキラキラした投稿(模擬試験の高得点結果)を目にしないようにしました。
行政書士試験において、僕自身2回は模擬試験で合格ラインを超えましたが、普段は平凡な結果に終わっていたこともあり、高得点を取っている方を見ては「羨ましいな」と思いながら「それに比べて僕の点数はひどいもんだ」と卑屈になっていたものです。
「模擬試験はあくまで模擬試験でしかなく、本試験とは関係ありません。」…とわかってはいるつもりでも、結果が悪いと気にしちゃいますよね(笑)
なので、強制的にSNSから離れる為、模擬試験シーズンはSNSを消しました。
これは結果的に自分の勉強だけに集中できたので良かったと思っています。
・それとネガティブな投稿をしない・見ない。
SNSの仕組みとして自分が興味のある分野を優先的に表示させるようになっています。ですのでネガティブな内容に反応すると、そういった内容ばかり表示されるようになります。
時には苦しい胸の内を投稿したり、愚痴をはいたこともありましたが、なるべく前向きな投稿を心掛けました。
そうするとやっぱり集まってくる人も同じような志を持った人が寄ってくるんです。不思議ですよね。
・その他として行ったことはSNSの通知を切ること。「いいね」がつくと毎回ブーブー音が鳴ります。勉強していてもその都度スマホが気になって開いてみていたのですが、そんなことしてるとスマホばっかり見ることになります。なので通知は一切遮断しました。
まとめ
SNSは使い方によっては何倍も自分を高めてくれる素晴らしいツールです。僕の場合SNSがなかったら一人で悶々として合格できなかったかもしれません。
頑張っている人を見ていると自分も負けてられないと思いましたし、先生方見てると「来年の今頃は自分も」という思いもあったし、あとはやはり一番刺激になったのは実際行政書士登録して徽章(バッジ)をもらったという投稿を見たとき。これはすごい羨ましかったです。
「自分もバッジが欲しい。バッジをスーツにつけたい。そのためにはとにかく勉強を頑張らないと」と思えたものです。
SNSは良い面も悪い面もあります。
使い方次第なので、良い面だけ利用して勉強のプラスにしていきましょう。そうすることできっと理想の自分に近づいていけるはずです。
この記事をご覧頂いている方はきっと何かしらの受験生で息抜き中なのかもしれません。時にはネットサーフィンやSNSなどして休憩も必要ですが、時間を区切って、SNSの内容に過度にとらわれず、適度な距離を取りながら勉強に生かしてくださいね。
それでは今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。