
こんにちは。
今回は僕が障害福祉の生活支援員をしている立場で見かけた、とある光景について書いてみたいと思います。
僕は就労継続支援B型の非常勤生活支援員をしています。
利用者さんは基本的に皆さん仕事熱心な方が多く、それぞれのやり方をきっちり守り、プライドを持って
仕事をされています。
それだけに、時々お互いの仕事のやり方が気に食わなくてケンカが起きてしまう事もしばしば。
ある時も、そんな感じでケンカが始まってしまいました。
たまたま管理者がその場にいたので、間に入って何とか落ち着きましたが現場は不穏な空気…。
一部始終を見ていた僕からすると「お互い言わんことはわかりますよ。お互い一生懸命に仕事してるの
見てましたよ!」と言いたいのですが、余計な事は言わず、落ち着いたであろう状況を見守りつつ
仕事をしていました。
すると一方の利用者さんがおもむろに席を立って、相手の方の場所に向かったのです。
「また始まってしまう!」と緊張した瞬間でした。
すると、
「さっきは言い過ぎて悪かった」と手を指し延ばしたのです。
そしたら相手の方も「こちらこそカッとなってしまって申し訳ない」
お互いお世辞にも若いとは言えない年齢の男同士。取っ組み合いが始まると、こちらもただでは
済まないような方々でしたが、2人がお互いの肩に手をまわしながらがっつり握手している姿に
まるで映画のワンシーンを見るような感動的な出来事を見ることができて、思わず僕は拍手してしまいました。
それ以降、お2人とも仲良くなって雑談しながら仕事をする日々が続いています。
お2人とも仕事は早くて丁寧で職員としても非常に助かる心強い方々です。
と、今回はハッピーエンドになりましたが、やはり現実としてはそううまくいかない事が少なくありません。
むしろ少数かもしれないですね。
別のケンカのケースでは結果的に一方が飛び出してしまって、そのまま事業所をやめてしまいました。
そして別のケースでは、お互い反りが合わなくなってしまったので、少し距離を離そうとそれぞれ別の
仕事をすることにし、僕はそのうちの一人の男の子と一緒に仕事をしていました。
彼は不器用なところがあるものの基本的には素直で、
彼:「この仕事苦手やわ。うまくできない」
僕:「そんなことないよ。上手にできてる」といった会話をしたのを覚えています。
でもそれっきり…。
僕が不在の日の事でしたが、彼は何らかの原因でキレてしまい、事務所の扉を蹴って大きな穴をあけて
出ていったらしく、残念ながらそれ以降彼の姿を事業所で見なくなってしまいました。
願わくば一緒に仕事し続けたかったですが、出て行ってしまった彼らの事を考えたら、新たな事業所で
自分の存在意義とやりがいを見つけられたら、それはそれで良いのだろうなと思うんです。
(管理者の立場となると、やはり経営的には利用者が減るのは望ましくないと思いますが。。)
現在仕事をしている利用者さんもいくつかの事業所を転々とした方も多いです。
きっと、新しい事業所で活躍しているのだろうと想像しています。
別の日、僕は休みだったのですが出掛ける際にあえて事業所の前を車で通ったところ(たまに気になる笑)、
これまた関係がこじれてしまっていた利用者さん同士が仲良く外で談笑しながら休憩している姿を見かけました。
良かった良かった。
お互い良かれと思う気持ちが少し強すぎて衝突しただけだったんだよね。
誤解が解けて本当に良かった。
出来る事なら、こう言う事を繰り返しながらも、また皆でこれからも仕事していければ良いなと感じた
事業所の中での一幕でした。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。