障害福祉の世界に飛び込んだ最初の印象と現在の心境

福祉の世界には元々興味はあった。でも飛び込むことに躊躇していた。そして今思うこと

こんにちは。


今回は僕が行政書士として障害福祉の世界に飛び込んだ時の印象と現在の心境を書こうと思います。

最初は綺麗な側面しか見えなかった

元々、親族や身近に障害を持った方がいなかった、というより「いても見えていなかった」という表現が正しいかもしれませんが、障害福祉とは遠いのコンピューター業界で長らく生きていました。
テレビなどでは時々福祉について情報は得ることあっても、それは自分から取りに行く情報ではなく、あくまで向こう側から自動的に流れてくる情報。
どこか他人事のように感じていたことは否めませんでした。


行政書士としては入管業務(外国人のビザ取得など)をやりたくて資格の勉強をしていました。
改めて行政書士として第二の人生を始める時に多岐に渡る業務の中でどんな仕事があるのかぼんやりと本を読んで色んな業務があるのは知っていましたし、勿論その中に障害福祉の分野も読みましたが、その時は特に何も感じませんでした。


とある先輩先生に挨拶に行ったときに「障害福祉と言う業界があって大変すばらしい仕事だよ」、教えて頂いたことで、改めて帰宅後に色々調べたところ、「福祉の中でも障害者に特化しており、近年は利用者が増えて、それに伴い事業所も増えている。増えていることで今まで「個性的」で済まされていた人たちも法的に救済される(認められる)ようになったんだ。素晴らしい!」
…と、すぐに障害福祉の魅力にはまりました。


しかし、結果的に今も障害福祉の行政書士となって仕事していることにやりがいも感じていますが、仕事をすればするほど「綺麗な面しか見えていなかったな」と感じる事が増えてきました。


そこで僕がまず取った行動は「福祉の現場に飛び込もう」ということ。
早速、非常勤で就Bの生活支援員をやることにしました。


そこでは比較的障害が軽度の方が多いものの、それぞれで悩みを抱えており、良くも悪くもご自分の意思を強くもっているからこそ衝突があったり、経営者、利用者、そして職員と3つの立場が交差する現場で、それぞれの不満や悩み、苦悩を見る事が多くなりました。
「現実は違うな」と痛切に感じたものです。


【福祉=奉仕=尊いもの】
では済まされない現実を否が応でも見せつけられる日々になり、同時に1人の行政書士としてこうれらの深い問題に対して、どう向き合って行けばそれぞれの立場の方皆がハッピーになれるだろうかと考えるようになりました。


用語などわからないことが多くて戸惑った

実務を勉強し始めてすぐに立ちふさがったのが業界用語で、特に最初は常勤換算がさっぱりわかりませんでした笑
色んな書籍を読んだり、研修や先輩に教えてもらったり、少しずつ少しずつ勉強はしていますが、やはりサービスが異なっていたり、指定権者(主に自治体のことを指しますが、この指定権者という言葉も普段見かけないですよね笑)によって独自ルールがあったりすると大変なので、都度、指定権者に確認するなどして経験値を積んでいます。


最初は言葉もわからず、意外と苦労したのが業界特有の略語の意味がわからなかったことは地味にショックを受けました笑
例えば、、、
 就労継続支援B型⇒就B
 放課後等デイサービス⇒放デイ
 グループホーム⇒グルホ
 最低賃金⇒最賃
 重説=重要事項説明書
            など
こういった言葉はコンピューター業界では聞いたことがありませんでした笑

今は一緒に考えて方向性を考えることが出来るようになった

まだまだ修行の身であると思っていますし、ずっと勉強し続ける必要はあると思っていますが、当初から少しずつでも仕事を進める中で壁にぶつかっては一つずつ解決して前に進み、また壁にぶつかるを繰り返すことで今では業界用語でつまづくことは、ほとんどなくなりましたし(他にも色々あるのかもしれませんが!?)、お客様が困っている内容を聞いて「なんですかそれは?」で終わることなく、「その場合は〇〇しましょう」や、議論と言えば大げさですが、あーでもないこーでもないと話し合いをしながら進めることが出来るようになったとは思います。


そして何より、お客様(同業者もですが)と一緒に福祉について熱い気持ちで語り合うことが出来るのが本当に楽しいです。
綺麗ごとや理想だけでは食べて行けませんし、やはりある程度の収益は得ないと経営者や職員も充実した生活を送れないと思っているので、「福祉として社会に貢献すること」と、「収益を上げるにはどうするか」を一緒に考える事は非常に重要だと思っています。
これには正解ははないかもしれませんが、課題は沢山見えてきます。それを一つずつクリアしていくことで、経営者、利用者、そして職員それぞれの立場にとって少しずつ良い方向になると信じながら日々業務にあたっています。


福祉の業界は3年おきに大きな法改正が行われており、普段からも法改正や通達・通知などが頻繁に飛び交うので追いつくのに必死ですが、それは行政側としても様々な課題に対して試行錯誤している表れだと思っており、そういった行政と事業所の方を上手につなぐのが我々、障害福祉の行政書士だと思って現在は仕事に取り組んでいます。


今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。